待ちに待っていた「石田さん家」が一年ぶりに帰ってきましたね。前回の放送は2017年の5月でしたが、その時は石田家が抱える様々な問題が包み隠さず放送され「今日本の社会が抱える問題の縮図が石田家にあるな~」なんてことを思いました…。
石田さん家2017 母千恵子の不良時代と石田家の苦悩…介護、別居、相続。
さてそんな石田さん家ですが、2018年もまた大きな事件が起こったようです。それはなんとあのイケメン美容師の二人、有志と隼司が二人揃って「美容師を辞める」と言い出したのです。美容師を辞めることを聞かされたお父ちゃんはもちろん納得いかず、二人を問い詰め、そして事件が起こってしまったんです。
ということで、そんな今回の「石田さん家2018」をレビューしていきたいと思います。
2018年の石田家の面々
まず、2018年の石田家のみんなの状況をかんたんに説明しときます…。
●お父ちゃん
父の晃さん(64歳)は、現在なんと東京ベイカレッジという美容師専門学校で校長をしているんだそうです。
この専門学校のパンフレットのお父ちゃんの紹介ページ↓
石田 晃先生
専門/美容理論全般
1973年に都内の美容学校を卒業後、4年間美容室に勤務。
1977年に大手外資系美容・化粧品会社へ入社し、インストラクターとして同社の発展に貢献。
1979年、美容学校時代の同級生と結婚、七男二女9人の子宝に恵まれ、『大家族石田さんチ』としてテレビ番組でシリーズ化。息子2人も美容師資格を取得している。
2018年4月より東京ベイビューティーモードカレッジの校長に就任。
いやー、専門学校の校長先生になっていたとは驚きましたねー。
●お母さん
母の千恵子さんは64歳。お婆ちゃんの介護をしながらも最近は講演活動をしたりフラダンス教室に通ったりとまあまあ楽しんでいる様子。もう白髪を染めることもやめたようだ。だけど、おじさんかおばさんか分からなくなるから化粧だけはするらしい…。
●孝之
長男の孝之(36歳)はIT企業勤務はもう13年目。今回、家族旅行を計画します。
●芽衣子
二女の芽衣子は市役所勤務14年目で気がつけばもう35歳に。職場と家を行き来するだけの平凡な生活は相変わらず…。唯一の楽しみは、飼い猫のニーナと遊ぶことだという独身アラフォー女。
石田さん家次女芽衣子の少女時代が可愛すぎる!!現在は市役所勤務の独身貴族で石田家の跡取り候補№1?!
●智広
四男の智広(30歳)は、製鉄所勤めで相変わらず独身を謳歌しているようだ。この日もスーパーで買ってきた値下げセール品のお惣菜をつまみに日本酒をあおる…。
智広は常総市の大洪水の時には大活躍しましたよね。実家が水浸しで住めなくなって、お父ちゃんたちが身を寄せたのは、この智広が住むアパートでした。智広はお父ちゃんの愚痴を聞いたり、お母ちゃんとお父ちゃんの間に入って場を和ませたり…。ほんと石田さん家の癒し系です。
石田さん家のゆるキャラ四男智広の性格がイケメンだと話題に…。
●元基
五男の元基(27歳)もIT企業勤務はもう4年目なんですね。趣味はゲームと料理というメガネ男子だが、なかなかのイケメンです。この日も得意料理のひとつであるピザを作っていた。そしてなんと中古マンションを購入したそうだ。既に結婚を考えている彼女でもいるのかも・・・。
石田さん家五男元基は隠れモテ男?!IT系塩顔イケメンの合コン三昧の実態とは?
●有志
六男の有志(25歳)は美容師歴はもう5年目になるそうです。弟の隼司が美容師を志すようになったきっかけの一つになった事は間違いないと思いますが、この有志が、なんと、その美容師を辞めると言い出したのです。
そして、今回その事でお父ちゃんと大喧嘩することに…。
●隼司
美容師歴2年の隼司(22歳)も有志同様に美容師を辞めることお父ちゃんに伝えます。
隼司「もう一回あがいてみるか、地元にもどるか、今考えてる…」
父「残念なのは美容を離れること…。ほんの入口でこけちゃってる…。俺なんかこけたくてもこけられなかった、家族が路頭に迷っちゃうから。だから我慢した。そしたら気が変わって最後まで居てしまえってなった」
隼司「せっかく資格取ったから…っていう社会が嫌い・・・。じゃあ、あなた達は全部やり遂げてきたんですか?って言いたい・・・」
というかんじです。なお、長女・奈緒子、次男・和寛、三男・光央の3人は今回も出演はありませんでした…。
石田さん家2016 長女と三男は既に結婚している?お父ちゃんの再就職は?
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愛犬アリーとの別れ
実はこの春、石田さん家に長年一緒にいた愛犬のアリ―が他界したのです。
石田家にやってきて、実に16年もの間、この大家族の生き様を見てきたアリ―…。人間で言うと80歳を超える年齢になり、徐々に体が衰え最後は眠るように天国へ行ったようです。
石田家にやってきた時のアリ―(1歳)。
お母さんはよくアリ―と散歩してましたね。
長年連れ添ったアリ―が天国へ行ってしまった事でお母さんは少し元気をなくしてました…。そんなアリ―の事を千恵子さんはこう言ってました。
「一緒に戦った戦士…」
って。
有志が美容師を辞め転職
さて、今回の石田さん家2018の放送の中でもっとも大きな出来事は、六男有志の「美容師を辞める」宣言でした…。
小さい頃は、弟の隼司と肩を並べるくらい可愛かった有志…。
階段で網戸の下敷きになりバタバタもがく有志…。これ石田さん家の名シーンのひとつですが、すごくかわいかったですよね。
小さいころの散髪はもちろんお父ちゃん。有志が美容師を志したのはそんなお父ちゃんの影響が大きかったでしょう。
そんな可愛らしかった有志が少しずつ変わっていったのは高校入学のころでしたね。この頃から反抗期が始まりました。お母さんの問いかけに「うるせーなー」と返したり、取材ディレクターにも反抗的な態度が目立ち始めたのもこのころでした。
自転車のハンドルはこんなかんじ…↓
さらに、「夕ご飯どうするの?」という母のメールに対しては、「死ね」と返信。
そんなかんじで高校生活を送った有志も、その後美容師専門学校に進み、20歳の時に川崎の美容室「la coiffure de excel 川崎ルフロン店」で美容師として働きはじめました。最初の頃は先輩について勉強しながら、ノートにはびっしりと自分なりの覚え方を書きこんだりとそれは一生懸命でした。
それから5年もの間働き今では一人前の美容師なった有志でしたが、今年に入って、お父ちゃんにこう報告しました。
有志「俺3月20日に辞めるから…」
父「なんだ…、隼司と一緒だ…」
有志「・・・」
父「ステップアップで他の店行くとかは?」
有志「ないね」
父「なんでそう簡単に言うんだよ」
有志「簡単に言ってないよ。そこまでちゃんと考えてたの既に」
父「考えてねーよ」
有志「考えてねーよっていう親父の考え方もオレはわからない」
こんなかんじのやりとりがしばらく続きました。お父ちゃんは「店を移ることはいいがせめて美容師を辛抱強く続けろ」と言い、有志は「今はまだ25歳だからやりたい事をやるにはまだ間に合う、30歳になったら遅いでしょ?」と言ってました。
お父ちゃんの思いもむなしく、有志は宣言通り美容師を辞めます…。
そして再就職先に選んだのは、ダイソンでした…。
そう、ダイソンヘアードライヤーの販売員です。
有志は5年間の美容師経験を生かした巧なドライヤーさばきと話術で、販売員初日にもかかわらずとても上手に接客していました。美容師としてのキャリアは無駄ではなかったようですね…。
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最後の家族旅行で一触即発
毎日のお婆ちゃんの介護疲れ、そしてそこにアリ―の死が重なってこのところ元気がない母の事を思い、長男の孝之が家族旅行を計画しました。
孝之「お金は満場一致で智広の口座から出すことになった。大丈夫智広には迷惑かけないから…」
智広「俺の口座に迷惑かけちゃってんじゃん!」
などと冗談をいい合える仲のいい2人。そんな2人が決めた旅行先は、静岡県の伊東温泉。
そして旅行当日…。
東京駅に集合した石田家総勢10人でいざ伊東温泉へ…。
「今日はせっかくの旅行なので、ケンカしないこと!あとワガママ言わない!」
という孝之の言葉で出発した石田家でしたが、孝之のこの言葉もむなしく大ゲンカになってしまいます…。
星野リゾート 界 アンジンに到着した石田家御一行は、到着早々お風呂へ…、
智広がアソコに靴下をはめて遊んだり、露天風呂から見える景色をみんなで堪能したりと、とても楽しそうでした…。
お父ちゃんもすごくうれしそう…。
そして夕食…。
「おやじとオカンもいい年だから、みんなで支えていきましょう!乾杯!」
と孝之の挨拶で乾杯。
こうして終始楽しい雰囲気で旅行を満喫していた石田家ですが、夕食後、お父ちゃんと有志そして隼司の3人で話をしてる時に事件が起きました。
父「有志は美容師を辞めたけど次へ進んだんだよ。それが大事だ。だから隼司もまだまだチャンスはある」
とお父ちゃんは転職をスピーディーにこなした有志を引き合いにだし、隼司を奮い立たせます。するとお父ちゃんお酒も入っていたのもあって、有志にこんなことを言い始めます。
父「お前は出来ないからサロンを去ったんだろ」
有志的には”やりたい事があって”美容師を辞めたという思いでいるのに、お父ちゃんにこう言われた有志はこの言葉を聞いて逆上しました。
有志「俺が出来ないからサロンを去った?もう一度言ってみ」
父「だから、お前は自分をコントロールできなかったんだろっ」
有志「は?意味わかんねえ。もう一度言ってみろよ」
父「言ってみろってどういう事だテメエ!」
お父ちゃんはワインボトルを手にし有志を殴ろうとします。
有志「こいよ」
ここでスタッフが止めに入りお父ちゃんはボトルを置きましたが、お父ちゃんの勢いは止まりません。
父「お前!ひとつ言っておくぞ」
有志「言ってこいよ」
父「言ってこい?お前誰に言ってんの?」
有志「言い方が悪い」
父「言い方もなんもねえだろ!」
有志「いくら息子だからって言い方がある」
父「息子だろお前はっ!」
有志「いろいろやってもらって感謝しているのはもちろんあるよ。でも言い方ってもんはどの人に対しても同じだと思う」
父「感謝は感謝だろ」
有志「それはおっしゃる通り」
父「お前はそういう人なんだな、わかったオッケーオッケー」
有志「話したくないんだな、オッケーオッケーじゃあ終わりな」
父「・・・」
こうして二人の口論はひとまず終わりました。そして最後にお父ちゃん今度は隼司に向けてこう言いました。
父「お前は一回常総市を離れろ。でちゃんと考えろ。苦しめ。でどうするかを考えてくれ」
そして改めて二人に、
父「俺はお前らが美容師になるっつった時に、”こんなのなれるわけねーだろ”って言って、で美容学校行ってなんだかんだって言って、いっぱい勉強して金も使って…。それで何かなるっつって結局何もならねーじゃん」
父「恩を仇で返しちゃいかん。親でも他人でも」
父「何があっても、どんな不条理があっても、仇で返してはいかん。必ず自分にしっぺ返しが来るから」
父「二人は美容師を目指したんだよ。それが”今もう辞めました”って…。今はいいかもしれないけど、40、50になったらちゃんと360度見れる人になってほしい。偉くなる必要はない。見れる人になってほしい」
ここで有志が口を開いた。
有志「じゃあ親父は美容学校に行って美容師になったんだから、そこでいろいろ感じることがあっても、転職とか思ってはダメってことなの?お前は美容師をやれって言いたいの?」
有志「隼司はどう聞こえた?」
隼司「・・・」
父「俺の気持ちはそうなんだよ。率直にそうなんだよ。でも人ってさ進んでったら色んな屈折があるからそりゃしょうがねえだろうとは思う。だから俺はもうお前(有志)には言わない」
有志「うん」
父「隼司、お前にももうそれ以上は言わん。だからがんばれよ」
隼司「うん…。何をやっていいかわかんないけど…」
そして数日後、隼司は2年間お世話になった美容室を去りました。
終わりに
最後の親子喧嘩ですが、お父ちゃんは二人にはやっぱり美容師を続けて欲しいという気持ちをぶつけてましたね。そりゃそうですよ、大勢の子供がいる中で大金かけて学校通わせてあげたんですから…。いくら本人たちにほかにやりたいことがあるからって言っても簡単に容認出来ないとする権利がこのお父ちゃんには十分あります。
だから有志もあそこは、黙ってお父ちゃんの言っていることを「親父の言うことはわかる」ってただ聞いててほしかったです。「でもほかにもやりたいことがあるんだ、ごめん」で良かったのではと思ました。
「恩を仇で返すな、親でも他人でも」
っていうお父ちゃんの言葉、言い尽くされてきた言葉ですが、非常に今回心に響きました。
さて、でも石田さん家は前に進んで行きます!隼司は2年間働いた美容室を去りましたが、今度違う美容室で働くかもしれませんし、ほんとに美容師を辞めて違う職に就くかもしれません。今後も石田家から目が離せません。
次回の石田さん家が今から待ち遠しい!
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