テラスハウス消化不良の家族会議…。シェリー？ウェズ？満里子？結局誰の何が悪かった？

あと残すところ1話で終わりを迎えようとしているテラスハウスのハワイ編…。あと1話しか見れないと考えるとなんかとてもやるせない気持ちになります…。最終回にサプライズで「次は○○○編です」なんて発表をついつい期待してしまいますが…今のところそんな気配はなさそうです。

さて、そんなハワイ編では最後の最後で、満里子号泣事件というものがありました。まあ見ていた人なら分かっていると思いますが、シェリーが満里子に「あんたの事ウェズ嫌ってるみたいよ」と告げ口して泣かせた事件でしたね。その満里子の号泣を目の当たりにした大志がシェリーを問いただすべく家族会議を開いたというのが、この満理子号泣事件の一連の流れだったのですが、ちょっとここで簡単にその流れをまとめてみたいと思います…。

満里子号泣事件の流れ
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満里子号泣事件の流れ

満里子は31話で登場したのですが、最初の印象はあまりよくなかったんです。ウェズに「サングラス外してくれる？」とか大志に「おっさんじゃん！」とか…。初対面の人にそれ言うの？って感じの発言を連発していたんでこの満理子は何かやらかすだろうな～って思っていたんです。そして案の定、事件が発生してしまったワケですが、その流れはこんな感じでした↓

満里子が入居…。

満里子
「よろしくねー！あっ、ちょっとサングラス外してくれる！」

ウェズ
（うぅ…こいつちょっと苦手かも…）

数日後…。

ウェズ
「ねえシェリー、俺満里子と合わないかもしんない…」

シェリー
「なんで？」

ウェズ
「だって、いきなりサングラス外せとか言うんだぜ！」

数日後、

満里子
「ねえシェリー、ウェズがうちに冷たいんだけど、どう思う？」

シェリー
「ウェズは前に満里子のこと苦手って言ってたよ」

満里子
「えっ！そうなの！ショック…」

別の日、

満里子
「ねえ智可ちゃん、ウェズがうちの事嫌ってるってシェリーに言われたんだけど…」

智可子
「ウェズも子供じゃないから嫌いなんて言わないと思うよ。本人に確かめるために今度飲みにでも誘ってみれば？」

満里子
「そうだね、誘ってるみる…。でもなんか気が引けるな…」

後日、

満里子
「ねぇウェズ…、今度飲み行かない？」

ウェズ
「いいね～、行こう」

それから数日後、

満里子
「ねぇシェリーどうしよう？ウェズとどこへ行けばいいかな？何話したらいいの？ねぇどうしよう、どうしよう…ねぇったらシェリー…」

シェリー
「どこでもいいじゃん。うるさいわねー。私は風邪引いてツライのよッ！話しかけないで！」

満里子
「だって、ウェズはうちの事嫌いって思ってるのに、そんな人とどこ行けばいいかわかんない！ねぇ、シェリーってばー」

シェリー
「もう２歳児じゃないんだからッ！私は10年ぶりの風邪を引いてるのよ、見て！シーツがビショビショ…」

満里子
「ごめん、グスん…」

シェリー
「満里子がそんなかんじならウェズだって行くの嫌がるはずよ！」

満里子
「分かってるけど…。グスん…グスん…」

悲しむ満里子を智可子が見つけ、ウェズ、大志、良を呼んで事実確認をする

智可子
「満里子がシェリーにウェズが嫌ってるって言われたって…どうなのウェズ？」

満里子
「グシュん…グシュん…ヒクッ…」

ウェズ
「嫌いとは言ってない、ただちょっと苦手だとは言ったけど」

満里子
「そうだとは思うの、グスん…。でシェリーはウェズとの飲みをキャンセルしたら私が悪者になるからキャンセルしちゃダメって言うの…」

大志
「なんだそれッ！そんなの友達じゃない！俺らもエリックの事で思うところがあるから、よし家族会議で追及してやる！」

家族会議…。

大志
「何で満里子にあんな事言ったの？」

シェリー
「だって２歳児みたいにピーピーうるさいんだもん」

大志
「だからってそれ言うのはおかしいだろッ」

シェリー
「私はねー、１０年ぶりの風邪引いてたのよ！お前なんかそれに気付きもしなかったクセに…」

大志
「そんなの気付くかよ！それにシェリー最近みんなと距離置いてない？」

シェリー
「私は外に集中してるの…。でもこの家にも仲いい人はいるよ。その人とだけ仲良ければいいから…」

大志
「それは自己中でしょ！！だいたいリスペクトが無いんだよシェリーは」

シェリー
「自己中は大志でしょ？私の風邪にに気付きもしない人に人に対してリスペクトどうこう言われたくないッ」

大志
「わかったもういい、何も言わない」

シェリー
「ふんッ、私にはもう関わらないで！私も無視するから…」

家族会議翌日、再び6人が揃う…。

シェリー
「満里子には謝ったの…。それをみんなに言いたくて」

満里子
「謝ってくれたの凄く嬉しかった。ありがとう」

大志・智可子
（なんなのこの二人…、いつのまにかわだかまりが無くなってる…）

満里子
「この前シェリーは頑固だったでしょ？だから今回は大ちゃんの話しを聞いてほしいの」

シェリー
「まあ、大声を上げなければ聞くわよ…」

沈黙…

満里子
「ねぇ、みんな何か言ってよ…」

みんな
「・・・」

満里子
「ねぇ、うちニューヨーク行かなきゃだから早く解決したいのね！」

みんな
「・・・」

満里子
「ねぇ大ちゃん大丈夫？」

大志
「何が？」

満里子
「何か言ってよ」

大志
「言いたくない」

満里子
「じゃぁ何で居るの？」

大志
「居ちゃダメなの？」

シェリー
「んー、満里子は3週間で変わったわ！成長した…」

満里子
「あざーっす！」

シェリー
「一番変わってないのは大志ね…」

大志
「ちょっと待ってこの話し合いは何なの？シェリーが満里子にした事についてみんななんで何も言わないの？俺とシェリーの話にすり替わってない？」

みんな
「・・・」

長い沈黙…。

シェリー
「話さないなら寝るね…」

ウェズ
「超眠いわ」

満里子
「じゃあ」

大志・智可子・良
「・・・」

というかんじで、満里子の号泣がきっかけで家族会議が行われてわけですが、なんかすっきりしない終わり方でした…。

大志が途中で突っ込みを入れてましたね、「これ何の話し合いなの？」って…。まあ大志的には、もうちょっとシェリーの歩み寄りを期待したんだろうけど、シェリーも大志に対しては“合わない”って思ってるところもあってなかなか大志の思い通りにシェリーが態度を改めてくれなかったのがふに落ちないってところでしたよね。

ただ、シェリーは満里子には二人っきりの時に謝ったようなので、二人のなかでそれは既に解決していたので、それを一応家族会議翌日にみんなに伝えた事で、シェリーと満里子的には一件落着だったわけですが、これで「よしっ終わりっ」ってなれない大志と智可子の気持ちはよく分かります。

満里子が嗚咽するほど悲しんで、それで自分だけでは解決できないからみんなに助け舟を求めてこうなったのに、いつの間にか仲直りしてるじゃんって…。「俺と智可ちゃんがやっきになって改善しようと頑張ったのに」って大志は思ったと思います。

さて、今回の一連のこの事件、

結局、誰の何が問題だったのか？？

ウェズ、シェリー、満里子という当事者の3人…。奇しくもこの3人はともに海外での生活が長い人たち（ウェズは5年位）なわけだが、この3人が何をしたかと言うと、

●ウェズ・・・シェリーに「満里子が苦手」と言った。

●シェリー・・・満里子に「ウェズが嫌いって言ってる」と誇張して言った。

●満里子・・・それを聞いて不安や悲しみでいっぱいになりみんなを巻き込んだ。

というところでしょう。こう実際に3人がしたことを書き出してみると意外にも、まー一緒に生活してたらこんな事あるだろうなーって事なんですよね。まあここに付随する各人の落ち度はそれぞれありますが、基本的にはみんなそんな悪い事はしてなかったです…。

ただ、こういう時にほとんど何の発言もせずに「我関せず」な態度だったウェズはちょっと問題だとは思いましたね。そこはもっと男として言うべきことあるだろ？？って思いました。

以上、ふと終わりが近づくハワイ編を振り返って、思うところを書いてみました。

最後までお読み頂きありがとうございました。